- 7月 19, 2026
一つ折れると、また一つ…それは「ドミノ骨折」 続発性椎体骨折について
圧迫骨折の痛みが落ち着いた後で、また腰痛が! また骨折? なんで?
「イベニティ使っているやん、良い薬なんちゃうん」
「大きなコルセットもしているで」
「買い物行ってるだけやで」
「夫にちゃんと診てもうて来い、って言われたわ」
ちょ待って、ちょ待ってください。
圧迫骨折は痛いですね。痛みが癒えた時にまた痛くなったら戸惑いますよね。
でも、圧迫骨折して、イベニティにかかわらず、骨粗鬆症の対策始めるときに必ず説明します。
「5倍」

覚えていますか? 1個の圧迫骨折を起こしたら、2個目の骨折を起こす確率が5倍に増えるという事。
「最初の骨折のあとに骨折が続く」
これは地震に非常によく似ています。

最初の圧迫骨折=本震
続発性骨折=余震
骨粗鬆症=地盤が弱い状態 なんです。弱いのです。
本震後しばらくは余震が起きやすい時期があります。
つまり、「最初の骨折で終わりではない」という事なんです。
「ドミノ骨折」
地震に例えましたが、一般に連鎖的に起こる骨折をドミノ骨折と言います。
医学用語ではありませんが、イメージが付きやすい。


イベニティを使ってもすぐには効きません。
コルセットは万能ではありません。だって前に倒れるのは防げるけど、上の体重が下の椎体にかかりますやん。
何十年もかかって、ここまで来たんですから。それが骨粗鬆症であり、骨折なんです。

骨粗鬆症の治療を行って、装具の力を借りて、可能であれば体幹筋肉をつける。
これによって、何とかドミノ骨折を防ごうとしますが、100%防ぐことはできません。