院長からのごあいさつ
淡海せぼねクリニックは、「品質=クオリティ」を第一優先とします
患者様、スタッフ、社会に愛され、心のよりどころとなるクリニックを目指します
「低侵襲せぼね手術」により、患者様の負担を最小限に抑えながら、専門性の高い医療サービスを実現します
患者様一人ひとりの健康と幸せを心から願い、日々の診療に取り組んでいきます
令和4年11月1日 院長 倉石 慶太
淡海せぼねクリニックが目指す合言葉は「品質=クオリティ」
私たちが最も大事にするのは「品質=クオリティ」です。
接遇、つまりおもてなしの心に始まり、質の高い診断、説明、治療、術後フォローを提供することを使命とします。あくまでも重視するのは「品質=クオリティ」です。
淡海せぼねクリニックの心技体
人を助けたい、人の役に立ちたいという「心」、これが全ての原動力です。このために医師だけでなく、受付事務技師・セラピスト看護師を含めた各プロフェッショナルが「技」を結集します。
1.5テスラMRI、16列CT、天井走行式レントゲン、骨密度測定器等の脊椎内視鏡手術に対応した手術室・術後回復室・シャワー室など、個人設立のクリニックとしては破格の「体」を揃えることができました。
淡海せぼねクリニックが目指す「品質=クオリティ」の高い医療とは
- 接遇:クリニックのリッツ・カールトンを目指します。通り一遍ではない、感動をもたらすおもてなしの心です。気は回しすぎて丁度いい。すべきか迷ったことはする。
- 診断:成書以上は当たり前。「せぼね」疾患の診断は教科書成書でも不十分です。常に診断の幅を広げて、放置された「せぼね難民」を救うことを心がけています。
- 説明:「治療の主導権は患者様」をいつも心がけています。
自分の病気自分の人生ですから。その為には、できる限り患者様が医療者側と同じ目線に立てるような知識を持つことが必要であり、これを念頭に入れた説明を心がけます。それでも患者様が直接医師に聞きにくい内容については専門のスタッフがわかりやすく説明します。 - 保存的治療:自分の歩く姿を見たことありますか?見てもらったことありますか?
リハビリテーションは物理療法も行いますが、それ以上に選ばれたセラピストによる1対1の理学療法を重視します。リハビリ室は理学療法のための構成になっています。壁一面には大きな鏡があり、普段確認できない立位・歩行姿勢・身体の癖をセラピストとともに確認し、矯正します。内服・外用剤点滴治療については日進月歩ですので、常に最新の知識を取り入れています。
そしてブロック療法はトリガーポイント・仙骨・星状神経節ブロックのみでなく最先端の放射線透視装置・超音波装置を用いた神経根ブロックを行い、治療とともに病変の確認を行います。以前は非特異的腰痛と呼ばれ、「腰痛難民」として放置されてきた仙腸関節症・椎間関節症・梨状筋症候群・上(中)殿皮神経障害に対しても、積極的なブロックとリハビリを行います。このように手術以外の治療すべてを漫然と行うのではなく、「品質=クオリティ」を意識し、患者様医療者側が納得できるまで行います。 - 手術:安全で低侵襲な品質の高い医療が健康保険で受けられたら素晴らしいですね。2024年7月の現在、当クリニックではそれが可能になっています。日本では脊椎内視鏡手術が行われている施設はごく一部にすぎません。理由は以下の通り、①習得が困難、②初期コストが非常に高額、③繊細な機材が壊れやすく、維持費がかかる、④内視鏡以外の手術とほとんど保険点数が変わらない、⑤侵襲が少ないので、患者がすぐに退院してしまう(病院としては2週間は入院していてほしい)、です。さらに脊椎内視鏡手術といっても以下のように2つあります。全身麻酔、16mm切開、1泊以上の「内視鏡手術(MED: microendoscopic discectomy)」と局所麻酔、8mm切開、日帰り可能な「全内視鏡手術(FESS: Full-endoscopic spine surgery)」があります。2024年7月の時点ではほぼ全例をFESS法に、それも健康保険で受けられます。手術を受けられた患者様のお声、スタッフの努力・成長、システムの改善のもあって、開業当初の手術枠は月に2例程度でしたが、現時点では月に30例近くになりました。数か月お待ちの患者様も見えますので、さらに手術枠を増やしたいと考えています。常に発展し、少なくとも行う手術術式は(保険が使えなければいけませんから)日本標準、技術は世界基準の淡海せぼねクリニックを目指します。「品質=クオリティ」は高く、それをすべて保険で!
略歴
- 昭和63年
- 愛知県立千種高校 入学
- 平成 4年
- 三重大学医学部 入学
- 平成10年
- 三重大学脳神経外科 入局
- 平成16年
- 三重大学大学院 入学
- 平成20年3月
- 修了 医学博士取得
- 平成10年4月
- 三重大学医学部脳神経外科
- 平成11年4月
- 三重県内外の脳神経外科
- 平成21年11月
- 藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
- 平成24年1月
- 三重大学医学部脳神経外科 脊髄班
- 平成31年4月
- 全医会 あいちせぼね病院 脊髄外科
- 令和4年11月
- 淡海せぼねクリニック 開業
せぼね疾患に関する著作
- A novel method to evaluate vertebral remodeling by radiography following
anterior cervical decompression and interbody fixation with cylindrical cages:
A contrast-comparing method using' Scion image ( 2007 BMME - 腰椎椎間板ヘルニア摘出術後3年を経過して対側の椎間孔狭窄をきたした1例
2009年 脊髄外科 - Remarkable epidural scar formation compressing the cervical cord after
osteoplastic laminoplasty with hydroxyapatite spacer: Case
report 2011 JNS - 腰仙椎単根障害例からみた疼痛・しびれ範囲の検討 2012年 脳神経外科
- L5/S1 椎間孔外狭窄についての検討 2013年脊髄外科
- 脊髄・馬尾疾患における排尿障害についての検討 (第1報) 尿流測定検査の再現性
2014年 脳神経外科 - Symptomatic osteochondroma of lumbosacral spine: report of 5
cases 2014 NMC - 「手で体に触れてわかる腰痛」 との出会い 脊髄外科指導医の立場から
2015年 「触れてわかる腰痛診療」 - 頚椎疾患における痛み・痺れ領域の検討 2016年 脳神経外科
- Onion-skin Hemifacial Dysesthesia Successfully Treated with C2 4 Anterior
Cervical Decompression and Fusion: A Case Report
2016 NMC
( 筆頭著者のみ)
院長 倉石 慶太KEITA KURAISHI
- 生年月日
- 昭和47年11月15日
愛知県出身
学会認定専門医など
- 日本脳神経外科学会脳神経外科 専門医
- 日本脊髄外科学会技術指導医
- 医学博士
医師 五百蔵 義彦YOSHIHIKO IOROI
- 生年月日
- 昭和55年3月2日
兵庫県出身
学会認定専門医など
- 京都大学医学部卒
- 日本脳神経学会脳神経外科専門医
- 日本脊髄外科学会技術認定医
- 日本脊髄外科学会脊髄内視鏡下手術技術認定医
医師 小林 環TAMAKI KOBAYASHI
- 生年月日
- 昭和57年7月15日
広島県出身
学会認定専門医など
- 島根大学医学部卒業
- 日本脳神経学会脳神経外科専門医
- 日本脊髄外科学会技術認定医
医師 川崎 敏生TOSHINARI KAWASAKI
- 生年月日
- 昭和56年8月21日
愛媛県出身
学会認定専門医など
- 弘前大学医学部卒
- 京都大学大学院医学研究科卒
- 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
- 日本脊髄外科学会認定医
- 脊椎脊髄外科学会専門医
毎月第3土曜日勤務