• 7月 10, 2026

頭痛が治った! 頚椎内視鏡日帰り手術(FECF C3/4)

60代男性、1年半前発症の右首肩痛後頭部こめかみ痛 

くびの筋肉がほぐれると治る。

頚の右回旋、後屈で痛みが悪化するので、頚椎疾患を疑いました。

MRIでわずかに右C34椎間孔が狭く、他には所見がありませんでした。

CTでは、MRI以上に強い骨性の狭窄が疑われました。骨肥厚が強いなら、骨以外も肥厚しているに違いない。

C34椎間孔狭窄によるC4神経根症疑い。

証明のためにはC4神経根ブロックしかない。

いつもブロックをお願いしている京都のペインクリニックへご紹介。

その後、1年間は音沙汰なし。

結局ブロックを色々と20回程度行った、とのこと。

はじめ、C4神経根ブロックが明らかに有効であったが、徐々に効果が薄れてきたので、当院再診。

右後頭部後頚部から両こめかみ痛、右に強い目の奥の疲れ、頭痛

今回は、以前のC4神経根ブロックの結果もあり、手術を希望して受診となった。

私も、もう迷いません。

内視鏡下椎間孔拡大術(右C34FECF)をしましょう。8mm切開、日帰り、1時間です。

動画解説

右のFECFは左から、つまり対側から行う事が多いです。

上関節突起はすでに除去されているのですが、神経の背側に分厚いバンドがあります。ブロックにより癒着膜ができたのかもしれません。通常は、このバンドは残しておいてもいいと言われますが、神経根から剥離し、ケリソン鉗子で摘出しました。

すると、神経が拍動しましたので、このバンドは絶対に摘出しなくてはいけないと感じました。

術後は以下のように改善されました。直後から頭痛は改善しました。

頚椎疾患で頭痛も来します。頚を動かしたときに悪化する片側性、というのがポイントです。

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