- 2月 24, 2026
エムガルディを忘れた=中枢性感作の改善!
「先月、自己注射を忘れるぐらい調子が良かったです」
50代女性、初診はちょうど1年前の2月。
3年前からの頭痛、光がしんどいので、部屋を真っ暗にする、吐く。頭痛がなくても回転性めまいがある。元々、自己免疫疾患と鬱もお持ちでした。月に半分以上は頭痛がある。

脳MRIでは所見なく、慢性片頭痛と診断。
片頭痛予防薬と急性期薬のトリプタンを開始しました。その後、スコアでは頭痛は有意に改善していました。しかし、とてもしんどい日もありました。
初診から3か月経過して、エムガルディを提案したところ、同意されました。
1か月で明らかな改善があり、2か月目はさらに効果を感じました。それでも内服予防薬が切れると悪化、という事もありました。
3か月で目の奥の違和感のみになり、2剤の内服予防薬を1剤に減量。
6か月で「頭痛の悩みは普段気にしない、予防の内服は止めたい」
9か月の外来で「先月は注射するのを忘れるぐらい調子が良かった」

「忘れる」って頭痛の中枢性感作からの離脱じゃないの?
そういえば、富永病院頭痛センターの團野先生が、中枢感作にはエムガルディが有効であることは報告しておられます。この報告でも3か月、6か月で明らかな効果がある、と。
ここまで行くと、人生変わりますね。
内服予防薬ではかなわない。
エムガルディは最低1年間、あと3か月くらいは続けるのが望ましいです。