• 1月 24, 2026

「氷点」の陽子にあこがれた18歳は、大学に落ちて「うっせーばばー」と出て行った

今、言えることは、「最後まで頑張れよー」

受験生の皆さん 共通テストお疲れさまでした。改めてその結果をもって進路を考えておられる、または決められたころかもしれません。受からないかもしれない、とか思ったら、全てそれは「妄想」です。目の前のみに集中しましょう。

良い診療、良い治療のために マインドフルネスの入り口は仏教 | 淡海せぼねクリニックブログ

野村監督が広めた言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」があります。これは剣術や野球、戦争はぴったりで、知略・奇策で勝つことはあるけど、負けた方は負けた方でスキ、不十分な点があったんだ、という戒めのコトバ。

しかし、受験に関しては年に1回だし、初めての人にとっては魔物だらけです。

私は「勝ちに不思議の勝ちなし、負けに不思議の負けあり」だと思います。

カンニングする人は別として、マークシートや解答用紙ではまぐれ当たりはありません。めちゃくちゃできる、さらに頑張っていた人がうまくいかないことは、特に緊張や体調不良であるかもしれません。高校生なんだし。

今から二次試験までは「不思議の勝ち」ではなく、「当然の勝ちよ、集中してあきらめずにやり切ったんだから」と言えるように、頑張ってください。

時間も大事だが、集中力が大事。おかしな考えが浮かんだら、「妄想」。今だけに集中!

私は小学校から高校まで塾に行ったことがなく、それが自慢でした。しかし、医学部受験は素人では少し無理ですね。途中からあきらめモードなのに、親や周りには弱いところを見せない。現実を自分で見ませんでしたね。その頃、高校のクラスの中でなぜか流行っていた三浦綾子の小説「氷点」に出てくる北大医学部にあこがれていました。私達が生まれるかなり前の小説なのに、みんな夢中で読んでいました。キリスト教の「原罪」なんて全く関心ありません。私は可憐で清潔、そして天真爛漫でかわいそうな陽子に夢中でした。

高3の夏休みには勉強すればいいのに、モチベわかないからって、北大まで飛行機で行ったりして。陽子はいませんでした。そして、その後、目標大学をどんどん下げていきましたが、すべて失敗。

母上「あんた受かるって言ってなかった?」

私「うっせーばばー、出てったるわ」 

今考えると、なんで出ていくの? まあ、4人兄弟で個室が2個しかなくて、長男は東京、次男と私3男が部屋を占拠していたところ、受験のさなか、妹に部屋を乗っ取られてしまったのですが。住み込み新聞配達は1日でドロップアウト。道は覚えれんし、AM3時起きは無理。母上にアパートを借りてもらって家庭教師バイトしながら毎月4万円の家賃支払い。代々木ゼミナールで勉強の毎日。自分の高校は浪人する人が多くって、東大京大・医学部コースの後ろの真ん中あたりの席はだいたい千種高校が占めている感じ。まあ、それは楽しかった。でも1年後に受かるって決まっていないから、大変だった。

人生で一番大事な合格は1年浪人して受けたある県立医科大学。結果を見て、「これで医者になれる!」。後期日程で受けた三重大学の受験には気持ちの余裕がありました。

きっちり自分の実力、不得意分野を知って、素直にアドバイスを聞いて、目標設定をすれば現役合格もできたかもしれませんが、塾行かないことにプライドを持っているようではダメですね。現実を見て、最後まであきらめなければ何とかなる!

みんな頑張れよー

淡海せぼねクリニック 0748-29-3339 ホームページ