• 11月 1, 2025

脳神経外科学会総会2025に参加しました

「10月31日に発表、金曜日か。翌日の11月1日は土曜日。五百蔵先生のオペをセッティングして私はそのまま学会参加とするか・・・・」と考えたのが2か月前。

なぜか珍しくその日にオペ予定の患者さんの症状が改善したり、なんだかんだで2例のオペキャンセル。3年目の開業記念日である11月1日は予定していなかった職員のお休みになりました。

確かにこんなことでもなければ休みにできないのです。学会のプログラムをさっき見たら、なんと明日ってなんかよくわかんない企画しかない。安全講習とか、グリーンプロジェクト? 内容何か全く書いていない? 外人、市民、若手?なんだ??そして、ほとんど閉会式のみです。

キムタクであれば「ちょ待てよ」って言っています。ちなみに同い年です、貴乃花も宮沢りえも。

という事は、これが事前にわかっていれば11月1日は外来をしていたでしょう。学会って、プログラム作られるのめちゃくちゃ遅いんです。そして私みたいに開業している人相手に作られていないんです。

まあ、良かったと思います。朝11時過ぎの発表のために始発で来ました。

発表の後で明日外来ならすぐに帰っていたでしょう。気が急くのです。しかし、泊りなので、ゆっくりできました。

写真の井須先生、内門先生はじめたくさんの先輩、仲間に会えました。多くの先生とFESSの話もできました。そして若手の発表も聞けた。もはや初々しい。

若手:「報告には神経根ブロック2-3回で癒着すると書いてありました」

私:「2-3回で癒着なんて嘘です。めんどくさいだけです。全然大丈夫です。何回でもしましょう。神経根ブロックは患者さんへの愛です」

少し先輩:「顕微鏡での椎間孔除圧とFESSでの除圧、比較すると顕微鏡のほうが良かったです」

私:「先生、いやいや、習熟したら絶対にFESSがいいに決まっています。それはどう考えてもそうですから」→後でその大阪の先輩とフロアでワイワイお話。

大阪の先輩:「若手はすべてFESSが良い、FESSでないといけないと考えるから、そうでもないと教えたかったんだよ。まず顕微鏡で解剖をしっかりと理解しなければ」

私:「そりゃそうです、そうに決まっています、先輩スンませーん」

若手:「L2/3/4病変でL5症状が出ました。論文で探すとごくまれにそういう例があります」

私:「昔、平成記念から報告していますが、実臨床ではそう症例いーっぱい、いーっぱいありますよ、S1症状の腓腹筋麻痺も。いちいち報告しないだけなんです、コメントです、すんません」

若手にとっては52歳のうるせえせぼねおやじです。毎日せぼねばっかり真剣に見ているから仕方がないのよ。

雨降っているのに傘がないから「あーあ」って思っていたら、なんとほとんどホテルが屋根続き。ありがたい。パシフィコ横浜とインターコンチ。いつもみたいにコンビニ行ってビールとなんかスフレみたいなの買うことなく、おとなしくしました。ルームサービス2000円分サービスなんだって。そのハイネケン! うまーい

そして、何するかっていうとコラムを書く。今宵はゆっくりと。こうして3周年を迎えます。

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