- 11月 1, 2025
片頭痛患者の新たな味方 ゲパント、そして頭痛専門医の鈴木元先生!

明日の朝、土曜日だから八幡のコメダには列ができるんだろうなあ。そこで開店の7時直前におやじが何人か来て「おうおうおうおう阪神なんやー」とか言って、どさくさに紛れて一番前に並んでいるおやじに合流するだろう。どんどん前が増える????
いやいやいや、ここ日本。列は順番、後ろに並ばなあかんでしょう。夫婦や家族なら許せるけど、どう見ても違う。会話の内容では、待ち合わせしていたようには思えない。たまたま来たおっさんらだ。もう私は受け入れています。好きにしてくれ。しかし、私の好きなあのカウンターの左の場所は譲れない。座れないなら帰る。私は良い、しかし、健全な少年少女はどう考えたらいいのか。
このまえの週末、同じように並んでいたら「ホンマに阪神はよー」って叫びながらおやじが前に並びました。多分10人ぐらいすでに並んでいます。みんなの微妙な雰囲気を吹き飛ばすように前のおやじたちの声のボリュームは最高潮に。何が面白いのかすごい声。ある少女は「なんで―」と一緒にいた父上を見ます。父上は何と他を見て知らんふり。私は「あかんよなー」って娘に同意してほしかった。いやあ、悪いのはお父さんではない、あのおやじたちです。
あのおじさんたちは、いわばコメダという海のローカルサーファーなんだ。コメダというサーフポイントを守っているんだ。現に一番コメダによく来ているしね。

まあ、子供はローカルのことも知らんしねえ。この説得法は無理だね。
3年間通っていますが、あの週末の列に今後、どんな物理学が働くのか注目しています。あのままずーっとってあり得ないと思う。
さて前置きが長くなりましたが、書きたいのはおやじの事ではない。頭痛治療のことです。次の写真の意図は解ります?

アメリカン1杯540円。頭痛の特効薬として今最も注目されているエムガルディなどの抗CGRP抗体注射は月に13000円、高いですが、毎日に換算すると430円です。このアメリカンより110円安い。それによってできることを増やそう! というのが頭痛治療家の意見。そうは言っても高いよね。10000円を、もっと言ったら1000円を必死に節約して作り出そうとしている若い主婦、バリバリ働いて稼ぎたいけど、それができずに家で小さい子の面倒見たりしてね。そういう人の事を考えるとつらい。そういう患者さんに今日の学会では少し朗報。慢性片頭痛に対して、口から飲めるCGRP受容体拮抗薬が出ます。もうすぐファイザーから。ゲパントと言います。このお薬は予防としてだけではなく、痛い時の発作のお薬としても使えるみたいです。とにかく安くなって良く効けばいいですね。そして淡海せぼねクリニックでは頭痛専門医の鈴木先生が11月12日からきてくれます。やはり専門医は違いますよ。先日も病院に電子カルテの勉強をするためだけに来てくれました。いろいろ打ち合わせもできました。近江八幡の頭痛治療はすごいことになりますよ。
「人の痛みをとる そして人の役に立つ」淡海せぼねクリニックでした