- 9月 21, 2025
頑張ろう、少しずつ、少しずつ
許可病床が欲しい淡海せぼねクリニックの成長
2025年9月21日 日曜日 朝コメダ
コメダによれば10月1日はコーヒーの日。 9枚つづりのチケットが、キャンペーン中は11枚入っている。喜んで購入しました。

祝日が続きますね。 月曜火曜の祝日ってリズム狂います。 勤務医の時はいつでもうれしかったけど。運営するほうだと、手術日の関係で少し大変。
医者になって3年目ごろ考えていたこと 「勤務医ってええわー。暇だったら暇でラッキーでうれしい、仕事で忙しかったらそれはそれで楽しいし」。
ひょっとしたらこの時「本当は将来開業したい、でも今は修行だし、余計なことを考えるな」と心の底で考えていたと思います。
さらにさかのぼり、医者になるとき、外科か整形か、脳神経外科か、どの科に入るのか迷って最終的に脳神経外科にした時も「はい、これで開業できません、私は開業とかしてはいけないんです、向いていないんです」と自分を戒めるような思い持っていたのを覚えています。
なんとなくかっこいい先輩にあこがれて脳神経外科の医局に入って、その後は周りに受け入れられるように死ぬほど頑張って、さらに「あれ、おれ向いている?」という脊椎分野に進み、現在は一番技術的に難しい8mmFESS内視鏡を極めるべく日々精進しています。
30年前に学生だった頃にもう少し将来が見えていたら、自分の趣向が解っていたらどうしただろう。 もう少し色々ショートカットできただろうか。
何と今でも勤務医に戻りたいと思うときがあります。 目の前の患者さんの治療に入院が必要なときです。
淡海せぼねクリニックには許可病床がないのです。 だから手術後に入院させたい患者さんを他の病院に紹介しなければいけない。 情けない思いなんです。
3年前に医者一人で開業しています。 実は病床を持てるという話で滋賀県に来たのです。 しかし、話が違い、どれだけ県と交渉しても保健所と交渉しても無理なのです。
滋賀県保健医療計画(地域医療構想を含む)|滋賀県ホームページ

成長は少しずつしなければいけない。
少しずつ各方面から信用されるようになって、必要性を認められるようになったら許可病床を持てるようになるかもしれない。
それまでは病床がなくてもできる医療を極めるしかない。 そういう時期なんです。今は。
昨年の末、三重大学脳神経外科同門会で金先生にお会いして、淡海せぼねクリニックの成長、現状をプレゼンさせていただきました。 そして、勇気づけられました。

頑張ろう、少しずつ、少しずつ。