• 2月 3, 2025

女性の敵:肩こり、頚部痛について

おはようございます。
2025年2月2日日曜日です。

昨日2月1日は私は外来を、2階では京都桂病院の五百蔵先生、川崎先生がスパーンと2例のFESS手術をしてくれました。15時には患者さんは二人とも退院されました。鮮やか。

毎月1日は朔日餅です。赤福の朔日餅は秀逸で、三重にいるときは楽しみでした。今は歩いて行けるクラブハリエで、朔日餅ならぬ、2月は1・2日限定で恵方巻あんこカステラが売っていました。昨日の夕方はすでに全くなかったので、今朝、開店と同時に行き、15本買ってしまいました。明日、職員のみんなに「読売新聞掲載ありがとうプレゼント」で渡そうと思います。あんこダメな人にはラスク買いました。

さて、今日は女性の訴える症状No.1の肩こり・後頚部痛に注目します。このブログは外来で患者さんに説明する内容をわかりやすくまとめることを目的としています。

肩こりは働き盛りの女性、特に事務職に多いです。

原因は主に頚肩の筋肉、せぼね、脊髄神経

①「筋肉」くび肩の筋肉の使い過ぎ→疲れ(うっ血と酸素不足、疲労物質の蓄積)スマホ頚、デスクワーク、すべて頭が前に出ることが頚部痛、肩こりの原因になります。対策として頭を後ろに戻す、ストレートネックを治して「生理的前弯」を取り戻すためのストレッチを提示します。壁も大事、中指も大事、タオルでもいいです。書見台は「Amazon」で3,000円です。(図1,2,3)

▲図1
▲図2
▲図3

②「せぼね」:椎間板と椎間関節(図4)。
椎間関節にはもともと痛み神経があります
椎間板は変性すると痛み神経が入り込んできます。図5のように、各椎間関節、椎間関節で大体痛みの場所は決まっています。

▲図4

③「神経」:片側の肩、肩甲骨部痛といえばまず神経根症を考えます。神経根症のほとんどは頚部痛で発症し、また頚部痛のみの神経根症も多いです。図5の有名なTanakaらの報告ではC5,6根症は首・肩、C7,8由来は肩甲骨とその内側に痛みを来す、こういうこと調べるのは本当にすごいですね。脊髄症といえば典型的には四肢のしびれと動かしにくさですが、術後、後頚部痛が治って喜ぶ患者さんは確実にいます。図6の69歳の女性の僧帽筋の緊張を見たときは「これはいける!」と思いました。案の定、術後、頚部痛は取れました(図7)。肉眼的な僧帽筋の緊張は少し残っているのですが、疼痛がなくなりました。

▲図5
▲図6
▲図7

④他に胸郭出口症候群、まれなものに胆石・肝内病変の右肩痛、脾臓損傷の左肩痛、そして心筋梗塞などの急性冠動脈症候群では左肩のみでなく、両肩、上肢に疼痛を来すことがあります。顎関節症や眼精疲労、精神疾患でも頚肩は痛いです。

さて、明日は4例、水曜日も4例の内視鏡脊椎手術があります。すべて日帰り、保険です。今回はBKPがなく、すべて純粋にFESS手術です。スタッフがみんな明るく前向きなので、どんどん引っ張って行ってくれるでしょう。安全第一で。

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